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どんな判決?(第一審)
もう一度、復習してみましょう、スービック・レイプ事件の判決のどこが、何が、そんなにすごいのか。そして、この判決を活かす道を考えましょう。フィリピンの著名な女性法律家による判決評価をインクワイアラー紙ネット版から紹介します。【k】
スービック・レイプ事件における裁判長ベンジャミン・ポゾンの判決
2006年12月4日 INQ7.net
ロウェナ・グァンソン(註1)
スービック・レイプ事件における裁判長ベンジャミン・ポゾンの判決
2006年12月4日 INQ7.net
ロウェナ・グァンソン(註1)
どんな事件?
2005年11月1日の夜、マニラの北西オロンガポ市スービックで起きたレイプ事件。被害者は22歳(当時)のフィリピン人女性。容疑者4名は、米比合同「反テロ」軍事演習のためにフィリピンに来ていた海兵隊隊員。所属部隊は沖縄のキャンプ・ハンセンに駐留している。被害女性の勇気ある告発により米兵は裁判にかけられているが、彼らの身柄はマニラの米大使館が確保したままだ。
裁判の争点
被害者がレイプされたと訴えているのに対して、容疑者は「合意の上でやったこと」と主張している。目撃者たちの証言は被害者の証言と符合する。容疑者の「文字にするのを憚るような描写に富んだ」証言には、誰ひとりとして、裏づけとなる証言をした者がいない。他の三人の容疑者を除けば。
両者の証言をくらべて、争点を洗いだしてみよう。
どんな裁判?
フィリピンの英字紙インクワイアラーのネット版(Inquirer.net)でひろったフィリピン裁判事情です。日本の制度との違いもありますが、何よりも米兵を訴えたことが、この裁判を特異なものにしています。
VFA協定とは
VFA協定とは、Visiting Force Agreement 、比米軍事訪問協定(地位協定含む)の略。フィリピンに入国する米軍兵士の法的地位を規定するものです。
特に問題となっているのは、以下の第5条「犯罪に対する裁判権」で、 このために犯罪を犯した米兵がフィリピンの国内法による裁きを免れることになってきました。フィリピンのグループは、この協定はフィリピン共和国憲法に反すると主張しています。


