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ニコールさんが就職しました

アロヨ大統領の手引きで(としか言いようがないですね)レイプ犯の米兵スミスが脱獄して以来、その動向が気になっていたニコールさんですが、先日のインクワイアラー紙によると就職したそうです。


彼女のお母さんがインタビューに答えて明らかになったのですが、フィリピン国内で派遣社員として働きはじめたとか。「新しい仕事をみつけて娘は楽しく働いています。でも、あんなことが起きて、政府が事件の解決よりバリカタン(米比合同演習)を選んだことを嘆いています」とのこと。


事件から一年目にあたる昨年の11月1日にニコールさんは声明を出しています。そのなかで「レイプの被害者にとって裁判闘争とは、法廷の中でも外でも繰り返しレイプされる現実を生きることだった」と言っていました。(声明全文の訳は11月3日のブログに掲示)


過去とよぶには余りにも生々しい、そんな現実から立ち上がろうとしているニコールさんに、心から敬意を表します。そして、性暴力の被害者にとって、正義の実現――加害者を裁き処罰すること――がどれほど大切なことか、改めて肝に銘じています。2000年12月に行われた旧日本軍の戦時性暴力を裁く「女性国際戦犯法廷」に、訳者もボランティアの端くれとして参加しました。画期的な判決は嬉しかったけれど、誰かが溜息まじりにもらした言葉が忘れられません。「どうしてもっと早くできなかったんだろう」。もっと早く手を打っていれば・・・と想像していたことが、今、ニコールさんという女性によって実現されている。そんな思いで胸が熱くなるニュースでした。【k】


Women group presses review of RP-US military pact
First posted 23:39:49 (Mla time) 2007-01-24
Julie Alipala
Mindanao Bureau

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